新たな挑戦と自己発見
はじめに
この記事では、アルバイトで入社したドラッグストアで、自身のスキルを発見し正社員から店長になるまでを書いています。
アルバイトからでも昇進して店長までなれると言うことを読んでいただき、キャリアアップの後押しになることが出来れば良いなと思っています。
大手企業などは、アルバイトから社内登用の方が入りやすい場合も
スキルの発見と活用
ドラッグストアには大きく分けて、医薬品・化粧品・日用品・食品とカテゴリがあります。特に医薬品と化粧品は販売目標(会社によってはノルマ)があります。
どんな会社にも目標やノルマはありますよねぇ。
アルバイトとして仕事に慣れてきた頃、私も販売目標に対して貢献をしないといけない段階に来ていました。
初めは化粧品の販売目標達成です。ミラノコレクションという1万円程のお化粧品の販売ノルマでした。初めは、お化粧品なんて興味も無かった物なので、どうして良いか分かりませんでしたが、化粧品担当の社員さんから商品特徴を教えて貰い勇気を出して女性に声をかけてみました。
すると、以外にも男の自分がお化粧品の販売をしているのが珍しいのか、しっかりと話を聞いて下さいます。「おっ!?」というのが最初の感想でした。
お化粧品ので女性に声をかけるのは最初は恥ずかしかったです。
その後も声をかけ続けなれてきた頃には自分なりの声かけチャートのような物が頭の中に出来ていました。先にノルマの達成度を発表すると…目標比250%を達成していました。
考えてみると、前職の営業職の時の経験がとても役に立っていることに気がつきました。
会話のパターンを用意し、笑顔で愛想良く、パーソナルスペースを維持しながら、会話を引き出す。こんなスキルの種が自分にはちゃんと前職でまかれていました。その後は、医薬品も化粧品もノルマ達成がどんどん上手くいき、店舗で1番になっていました。
飛び込みの営業みたいな感じだと思います。
社員登用の話が来たのは、そんな時でした。
新たな目標と今に繋がる道
順調にアルバイトとして仕事で成果を上げていると、店長から社員登用の話を頂きました。将来への不安があった私は、喜んで試験を受けさせていただく事にしました。
結果は合格。晴れて大手のドラッグストアで正社員として採用をしていただくことになりました。
正社員に戻れたのが本当にうれしかったです。
さて、社員になってくると今までの働き方と同じというわけにはいきません。アルバイトへの支持や自身の仕事の責任の範囲など大きく変わります。
そして、正社員に戻った私には更に昇進をしたい!具体的には店長以上になりたいという目標が出来ました。
今度こそ頑張るんだ!と言う気持ちが大きくありました。
目標達成への道
目標を定めた後、私はその達成に向けて積極的に行動を起こし始めました。売場の管理・在庫の整理・新しい販売戦略の提案などです。
同僚や上司からフィードバックを受け、日々の業務を通して学び、成長を続けました。
販売では常に会社の上位に入るように努力をし,結果を出していきました。そして3年がたったある日、店長になるための試験を受けてみないかと上司から言っていただきました。
日々の努力がこんなに早く認められて嬉しかったです。
しかし、いざお話をいただくと自分にはまだ早いのではないだろうか…と不安感に駆られました。この3年間は成功だけでは無く多くの失敗もしてきていたからです。
しかし、試験を受けるだけでも成長に繋がると言っていただいた事をきっかけにやってみることにしました。
自分で務まるのか…先輩方よりも劣っていないだろうか…
結果から言うと合格です。試験中は自身と他の受験者とのレベルの違いを感じ何回もリタイヤを考えました。
その度に周りの方から励まされ、一生懸命に覚えていき実践をしていった結果が合格です。私の会社では入社3年での昇進はペースで言うと最短昇格でした。
そして、これから沢山の失敗と苦悩を抱えながら成長していく新人管理職の話が始まります。
合格の知らせの時は、嬉しさより不安の方が締めていました。
まとめ
ざっくりですが、今の会社にアルバイトで入社してから、現在の店長になるまでを書かせていただきました。
これから、日々業務を行っていく中での発見や成長、苦労や苦悩を書いていき、同じ経歴や新人の管理職になられた方に読んでいただくことでキャリアアップの後押しになれば良いと思います。